デバッグモードとリリースモード
ビルドにはデバッグモードによるビルドとリリースモードによるビルドの2種類があります。画面上のコンボボックスから、あるいはソリューションのプロパティーなどから切り替えが出来ます。主な違いは次の通りです。デバッグモード (Debug)
VC++、あるいはAPIやライブラリが備えるデバッグ用の機能をフルに発揮できます。例えば実行時に予期せぬ動作をチェックしてエラー情報を教えてくれます。基本的に開発中はこれを使いましょう。
リリースモード(Release)
デバッグの能力は低くなりますが高速に動作するコードを生成します。アプリケーション完成時など、だいたいバグもなく運行できると確認できてから使えば良いです。ただしコードによってデバッグモードとの速度差は結構生じるので、速度を気にするプログラムを作る時などは必要応じてこちらのモードもチェックします。
デバッガのブレークポイント機能
デバックの時にとても役立つのがブレークポイントの設置です。VC++ではエディタ画面の左端の部分をクリックするかF9キーを押すことでブレークポイントのオン/オフが出来ます。ブレークポイントは赤い印で示されます。ブレークポイントを設定するとプログラムをデバッグモードで実行している時にその場所で一旦プログラムが停止します。
そしてその時、自分が使っている変数にどのような値が入っているかを確認する事ができます。
確認が終わったら再度プログラムを走らせる場合はF5,もうここでプログラムを終了させたい場合はShift+F5を押します。
その他
デバッグ全般の話題はこのサイト (VC++の使い方) とかMSDNのデバッグルーチン (玄人向け)とか。
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