また、プログラミングの学習は自分で色々実験する事が非常に有効です。ゆっくり地道にコツコツと色んな要素を検証していく姿勢が大事だと思います。
DirectXを学習する時はチュートリアルを含むサンプル群が役に立ちます。サンプルプログラムは
DirectX SDKをインストールした時に出来るDirectX Sample Browserというプログラムから実行出来ます。
Sample Browserの左上にShowというリストボックスがあります。Direct3D10のサンプルだけを見たい場合はDirect3D10を選んで下さい。Direct3D11を勉強する場合もチュートリアル以外はDirect3D10のサンプルが基礎的な内容として役立つと思います。
試してみたいサンプルがあれば64(32)-bit Executable等のボタンから実行する事が出来ます。また をInstall Projectというボタンを押せばVC++のプロジェクトが作成されます。
情報源
Microsoft公式のMSDNのDirect3Dの情報は主にここにあります。これはDirectXSDKと同じ場所からダウンロードできるヘルプの内容と同じなのですが、個人的にはWebページの方が自分の使い慣れたブラウザで読めるのがナイスな気がします。ただしDirectXの日本語Helpは2種類あります。
一つは「Windows DirectX グラフィック ドキュメント 日本語版 」で、上のリンクで紹介したMSDNの情報と内容が同じです。
もう一つは「DirectX ドキュメント 日本語版」 で、DirectX オーディオなどのグラフィクス以外の説明の他、Direct3Dに関わる説明もあります。例えばCOMやDXUT、D3D10のチュートリアルとD3D11のサンプル等です。こちらのHelpもネット上のどっかにもあったと思います。
また、Direct3D11はDirect3D10と基本的な構造が似ている、というかほぼ同じで追加要素がある程度だと言った方が良いかも知れません。そのせいかDirect3D11のHelpドキュメントやサンプルプログラムはDirect3D10にはない応用的な機能を中心に説明されています。Direct3D10で出来る事は大体同じようにDirect3D11でも出来るのでDirect3D11を使う場合もDirect3D10の解説を参考にすると良いでしょう。というか、最初はほとんどDirect3D10を中心に勉強すると良いかも知れません。とくにパイプラインステージの説明は重要です。
しかしながら・・・ヘルプの内容は理解し難いと思います。
理由は…
・元々、3Dプログラミングのアーキテクチャーが複雑で、量が多い。
・説明の仕方に問題がある。
・英語のHelpを日本語に訳した時点でさらに分かり難くなる。
・ヘルプでは解説されない前提となる必要知識が多い。
…等だと思います。
そこでこのサイトではプログラミング自体が初級レベルだという人でもDirect3Dのプログラミングに食い込んでいけるような解説をする予定です。
外部サイト
Direct3D10や9、C++のクラス設計、ゲーム制作に何かと役立ちそうなサイトにGameつくろー! というものがあります。他にも探せば色々あるでしょう。
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